強制わいせつの解決事例

人物D

Sさん(30代/男性)

強制わいせつ>強制わいせつ とは?

事件の概要

Sさんは、お酒を飲んで少し酔っていたところ、たまたま路上で通りかかった女性に対して劣情を催し、無理やり女性の胸部を触るなどして逃走しました。
その女性が被害当日に警察に被害届を提出し、警察が捜査を開始。約4ヶ月後に、逮捕状により、強制わいせつ罪でSさんは逮捕されました。
Sさんは犯罪事実を認め、示談する意思があることを警察官に訴えていましたが、逮捕後、10日間の勾留が認められました。勾留が認められた日に、Sさんのご両親から当事務所に被疑者の弁護人としての依頼があり、受任しました。

※事件の特定を避けるため、一部内容を変えて記載しております。

事件のポイント

罪を認めているならば、犯罪行為が迷惑防止条例違反(痴漢行為)に該当するのか、強制わいせつ罪に該当するのかを検討する必要があります。
※条例違反は「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金(常習を除く)」、強制わいせつ罪は「6月以上7年以下の懲役」で罪の重さが大きく違います。

強制わいせつ罪は「親告罪」と言って、告訴がなければ起訴することができない犯罪です。そのため、被害者に謝罪し、示談の上、被害者が告訴を取り下げてくれれば、検察官は起訴することができなくなり、不起訴処分となります。

解決結果

受任後、担当弁護士は即座に担当検察官に示談を希望する旨連絡を入れ、検察官を通じて、被疑者であるSさんからの謝罪の意を伝えてもらいました。
示談の意向を伝えたところ、被害者の女性の同意が得られ、その日のうちに、女性の指定した場所で示談し、告訴取下書に署名・押印してもらうことができました。
示談後、すぐに裁判所に対して、勾留取消請求をなした結果、Sさんは釈放され、その後、不起訴処分となりました。